狭いようで広い




ポーランド

手を上げて呼んではいけないウェートレス

ロンドンにはポーランド人が多く、昔、移住してきた両親を持つ2世と、英語を学ぶため、または英語を学ぶためと称して出稼ぎにきたポーランド人達だ。2年間、子育てと仕事を両立できたのも、そんなポーランド人の学生のベビーシッターのタニヤという女の子だった。彼女はチェスタホーバと言う街の出身で彼氏と一緒に英語の勉強兼出稼ぎもかねてきていた。知り合ってみると大地主の娘だが、彼女とそのボーイフレンドのビジネス精神は、西欧人とはまったく違うたくましいものである。彼のセバスチャンは昼間は事務の仕事と早朝と夜はクリーニングの仕事で平日は働きズメ。仕事内容への不平はなく、ためたお金で、ポーランドでビジネスを…を頑張っている。 さて、そんな彼らに、招待されチェスタホーバで98年の7月に久々のホリデーをとった。セバスチャンの実家はいわゆる公団でお母さんは離婚し一人住まいなので、いわゆる1DK。そのベットルームに宿泊となった。セバスチャンとお母さんはどこに寝るかと思うと、今のソファベットで2人で寝ていた。たまにセバスチャンのお姉さんが遊びにくると3人でおなじベットに寝ていた。こっちはすっかり恐縮してしまったのだが、彼らはまったく恥ずかしそうな様子もないので、お客さんがくるとそれが当たり前みたいだった。

チェスタホーバの街は人口30万(?)くらいのまちだが、カトリックのポーランド本山大聖堂があり、その教会ではかの有名な”ブラックマドンナ”が見れるというのでカトリックの観光客で結構にぎわっていた。さすがに東洋人はまったく私だけ。一度だけ、マーケットで中国人を見たくらいである。

7月はとても気候が良く、街中のバーでは外にたくさん椅子が並べられ皆昼からビールを飲んでいる。前置きが長くなったがそんなある日、マーケットで買い物の後、カフェに行った時の話である。外のテーブルがあいていたので、皆で陣取り、いわゆるアイスコーヒーみたいなものが彼らのお勧めで、ウエイトレスがくるのを待っていた。ところが、いつまでたっても注文を聞きにこない。結構忙しいおしゃれなカフェで、街の中産階級っぽい連中が集まっていた。皆は気にする様子もなく懐かしいかれらの友人もいたので話に夢中だった。、ウエイトレスがちょうどこっちをむいて目が合ったので、わたしは気を聞かせたつもりで手を上げて彼女を呼んだ。するとセバスチャンたちが、それに気がついて、笑うのでなぜかと聞くと、ポーランドでは、ウエイトレスを手を上げて呼ぶと大変失礼にあたるということが解った。案の定、注文を聞きにきたウエイトレスはにこりともしない。これは、コミュニスト時代からだそうで、手を上げて呼ぶことが、イかにも、仕事をしていないことを指摘されてるような感覚でうけとるらしい。彼らと一緒だったので良かったが、一人またはポーランド人が一緒でなければその後まったく無視される可能性も大らしい。

子の数年、東欧では、もっとも裕福になったポーランド。ビジネス意識の高いポーランド人が海外には多い反面、地方では、まだまだ、昔のコミュニスト時代の感覚の人達が大変多い。ポーランドに行ったとき、とくに観光客のいないところでは、気の短い人も、のんびりと待ってください。手を上げてウエイトレスを呼ぶと、ますますビール、食べ物にありつくのに時間がかかるかも??



スペイン

ロゼワインはおしゃれ

その昔、ゴルフに熱中してたころ、毎年年末とお盆はポルトガルのアルガーブがスペインのコスタデルソルでゴルフ三昧したました。今思えばあんな良い時代も私にあったのかと懐かしくなります。あのあたりはイギリス人のゴルファーが多いせいか安いわけでもありませんが、すばらしいチャンピオンシップコースがあります。通常、別荘を借り切り、レンタカーで昼はゴルフ、夜は食べ歩きという毎日です。

私はワインは味は解りませんが、クラシックなラベルのワインが好きで、当時はドイツを除く白ワインに凝ってました。やはり地中海沿いなので海産物がうまいのです。一般的ロゼワインはなんとなく初心者向きみたいで、飲んでる人もあまり見かけませんし、ハッキリいってダサいと思ってました。

例のごとくゴルフ仲間とマルベーリャ近くの別荘を借り、連日違うゴルフ場にかい出していたある夏です。その夜は旅行者、イギリス人のあまりいないような街で食事をを言うことになり、行き当たりばったりで、海岸沿いの山の中腹にある何処かの街にたどり着きました。チョット歩くと、とっても窓がおおきく広々とした、おしゃれなシーフードレストランがあったのでそこで食事にしました。白ワインと美味しいえび、かにを食べているときに、3人のスペイン女性が目に付きました。服装はどうみても高そうなデザイナーブランドで、3人ともキャリアウーマンっぽく、タパスらしいシーフードを皆で日本人みたいにつまみながら飲んでました。そのとき彼女達が飲んでたのが、ロゼワイン。夜になり結構涼しいとはいえスペインの夏。かなり暑い日でした。私達東洋人はテーシャツに半ズボン、脂ぎったがかおで、かににムシャボリついているのに比べ彼女達のかっこいいこと…そんな彼女達にロゼワインがなんと似合ってることか…

それ以来、暑い夏の日、シーフードにはロゼワインです。東洋人の私が飲んでも、ワイン土素人に見えるかもしれないけれど、

ロゼワインはかっこいい〜〜〜〜〜〜〜。


最近は、CAVAというスペインのスパークリングワインのピンクに凝ってます。



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