スロバキヤ 旅行記

”2000年はスロバキヤですばらしい新年を迎えよう”というポーランド人の友人に誘われて、スキーをかねて、スロバキヤへ行くことになった。まだ5年ほどの新しい国、おまけに、ポーランド人が安いから行くスキーリゾート、なんと1週間、宿、夕食、大晦日のパーティー付で60ポンド(約11000円)という安さに引かれて(飛行機代は別)、20人以上のポーランド人に30日に合流する計画。


目的地は、とりあえず、Krakow (アウシュビッツの近く、ポーランドの古都) から車で約3時間 Piwniczna という国境。ロンドンスロバキヤの大使館に問い合わせたろころ、国境でビザが取れるそうだ。Krakow の空港はポーランド第2の都市とは思えないくらい飛行機がまったく止まってない。宮崎空港のほうが立派なくらいの小さなところ。驚いたことに、飛行機着陸のあと、滑走路で飛行機がユーターンして反対向きに走ったのも、フライトがほとんどない昼間についたから? ほんの5分で、入国(ポーランドは去年からビザが必要なし)税関を抜けてロビーへ。ポーランド人の友人エバ、ガブリエル、マークとともに、車で Piwniczna へ…

 

雪の中、渋滞当に巻き込まれて、4時間。やっと Piwniczna到着。30日の夕方、結構な数の人と車で待つこと約20分。ところが、入国管理者いわく”国境でビザが取れるなんて聞いたことない…少なくともココでは取れないので、80キロ離れた別の国境へいってみたら??”とまったく無愛想な答。おまけに、ガソリンスタンドに戻り道を聞いてみると、80キロどころではなくなんと200キロ。もう、目の前真っ暗。国境さえ抜ければ1時間なのに…

とりあえず、腹が減っては…で Piwniczna のレストランで腹ごしらえ。もちろんお客は4人だけ。女将さん(といっても30くらいでなかなかの美人)を交えて作戦会議となった。結局、8時に入国管理者のシフトが変わるのでそのあとを狙ってもう一度トライすることに決定。決め手はなんと言っても賄賂。話し合いの結果、30ドルで十分だろうとのこと。それが駄目なら60ドル。60ドルになるとスロバキヤの人々の約半月の給料らしい。3時間ほどの長い夕食の後、再度国境へ…

駄目! ロシア側の国境は結構賄賂が利くと本で読んだけど、なかなか映画みたいには行かない時代になってしまったみたいだ……が、今度の係員はちょっと親切で、”明日の朝になったら、スロバキヤの郵便局で入国許可のスタンプが買える”と教えてくれた(変な話、それでは普通の旅行者にはあんまり意味ないけど、ラッキーなことに友人はビザが必要ないので、明日の朝買ってきてくれることになった)。国境の宿に一泊することに決定。

ポーランドの蟻さんたち”hspace=ポーランドの蟻

左の写真は零下10度の中、国境に並ぶポーランド人です。国境までの山道、たくさんの人が歩いてるので何をしてるのかと友人に聞くと、”あ〜、あれは蟻だよ” という答。よく聞くと、ポーランドからスロバキヤへ国境を越えて、お酒を買いに行くんだそうです。その数がまた、この寒さ、新年を控えてるせいかけっこういる。というのも、国境を隔てると、お酒の値段が4分の1になるそうです。そこで、せっせと、自分が飲むために買う人もいれば、それを売る人がたくさんいるのです。そういえば、国境から1キロくらいの所に有料の駐車場らしきものがあり、なにやら人が集まっていたのはいわゆる闇市みたいなもんだそうです。車で行くと、税関がうるさいので、みんな、せっせと歩くので蟻さんといわれてるそうな……いやーポーランド人は逞しい!

朝起きて、エバとガブリエル姉弟(左と右端)待つこと約3時間。そう、スタンプを国境を越えて買いに行ってくれてるのだ。最初はエバが残ってくれる予定だったが、英語がまったく話せないので、(敬遠されたか?) 唯一英語が話せる、といっても片言のマークが残ってこれた(空港についたとき、国境でビザをとらねばといったら、No Problem と自身満々に言ったのも彼)。すでに12時、お腹もすいてきたころ、車の音が…帰ってきた。でも二人ともなんか顔がわらってないぞ〜。車から出てきたエバにマークが聞くと、にこっと笑って”OK" ホテルの親父も交えて、”やった〜”と抱きあって喜んでしまいました。あんなにうれしかったのはケンブリッジに受かったとき以来(あっ、大学は言ってませんでした)? 国境では、スタンプを見せると、別室にとうされて、なんのこたない、ちゃんと5日間滞在のビザをくれるじゃない!いままで何度もイギリスは人によって言うことが違うのでいいかげんと思ったけれど、それにさらに輪をかけて見事なもの。昨日ももっと早く着いていたら、ビザがもらえてのではと疑ってしまいます。日本はともかく、海外では、大使館、領事館の言うことも当てになりらない。ビザが必要な国は必ず事前に所得しておきましょう。

宿泊先の別荘”hspace=

国境から車で1時間。やっとついた宿泊先。でかいでかい。寝室が6つ(4〜6人)キッチン、ダイニング、居間、お風呂が3つにトイレが4つ。玄関に入るとスキー靴とブーツでいっぱい。15人は間違いなし。わしらを加えて20人くらい。あまり多くて、よくわからない。持ち主はもちろんスロバキヤ人のおじさんで、ちょうど、チロリアンハットをかぶってやってきた。お酒を勧めると、猟に行ってたそうで、猟では飲むのが習慣でもういらないと断られました。冬場に、ポーランド人に貸すことで生計を立ててるそうです。こんな感じの別荘がたくさんあり、わしにはわからないけど、ほとんどがポーランド人だそうです。食事のついでに買出しに行くと、お金を払う段階で、なんかいって、レジの女性がお札を受け取ってくれません。友人に助けを求めるのなんと、ロンドンの空港の両替のお姉さんにスロバキヤじゃなくてチェコのお金をつかまされてました。友人が回りのポーランド人に声をかけると、みんなポーランド人みたいで、”俺が変えてやるぞ〜”見たいなのりで5〜6人のお兄さんが両替してくれました。これまた、闇の両替屋?とにかく助かったけど、両替のレシートをかえって確認するとチェコスロバキヤと入ってました。”両替等のあとはその場で必ず金額等、確認するように”とお客さんに言ってるわりには、結構いいかげんな自分で反省しました。ロンドン生活も長いと、人のせいではなく、自分のせいと素直に反省する今日この頃です。

上の写真は元旦の夜、夕食の後、外でバーベキューの時の写真です。もちろん零下5度くらい、もっと寒かったかも…これがうまいんだそうで、ソーセージがメイン。うまい。ドイツのソーセージ、イギリスのぶよぶよのソーセージとはまた一味も二味もちがうのです。これを、その辺の木を拾ってきて、つきさして焼く!なんか、氷河時代見たいなところがまた良し。この日は昨日のパーティーで朝は、すっかり死人のようだった連中もこのときには、ビール、モールドワイン(あったかいワイン)、もちろんウオッカでいい気分状態で、このあとは、また、バーに戻って宴会でした。

Drink Like A Polish。これはお酒をめちゃくちゃ飲む人をさすときにたまに使われます(または Drink Like A Fish)がまさに納得。この日の朝、12時過ぎに起きてきた連中、向かい酒でウォッカをあさからあおってるのもいた。ポーランドはアル中の数が多いのにも納得。この日はわしもウォッカの飲みすぎ?

justina

ジャスティナ。ポーランドは美人が多いけど、彼女は私のタイプの美人で2ショットで登場です。彼女のスタイルはもう最高。長い足にグラマー。スーパーモデルも真っ青かも?眉毛の長いこと長いこと…それが見事にカールしてまさにポーランドのユマ サーマンと私は呼んでます。

 

 

 

 

 

 

 

 


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